抜刀道では、抜刀試斬の剣聖と言われた中村流抜刀道の初代宗家 中村泰三郎先生が習字の基本である「永字八法」から考えて編み出した刀法【八方斬り】を基本にした「八種の構え」・「八種の納刀」の型の練習をまずは行います。実際に「斬る刀法」を根底にした居合いの型を通して、実践的な所作や間合い斬る角度や刃筋などを学びます。また、基本刀法の応用として、【組太刀】の練習も取り入れています。実際に相手に打ち込んだり、その攻撃を受けたり流したりするなどして、相手との間合いや駆け引きを覚えることで実践的な刀法を磨いていきます。
八方斬りや組太刀の基本ができてからは、巻き藁を人に見立てて実際に真剣で斬る練習も数か月に1度行っています。例年、岡山県や栃木県で行われる試斬の全国大会への参加や、名古屋城で行われる古武道大会、広島県厳島神社への奉納演武大会への参加など、幅広い活動を行っています。日頃の練習の成果もあり、門下生の中には上記の大会優勝者や上位入賞者等を輩出しており、経験者による斬る上での姿勢や技術的な指導などもお伝えすることができます。
門下生は武道経験が無い方も多く、初心者でも基礎をしっかりと学ぶことができます。入会して間もない門下生の方には道具の貸し出し等も行っていますので、興味がある方は ぜひ見学・体験をご検討ください。
日曜日 13:30~15:00
本部道場
※5週目の日曜日、連休の日曜日はお休みです
岐阜市薮田南5-8-6 ユニコンビル2F